Bill McEvily, Anne ter Wal (2023). Harness Your Network to Unlock Innovation, Harvard Business Review, 101(6), 112-120.
メモ
内部のパートナーと協力してアイデアを実行可能なビジネス案に形成するにはどうしたらよいのでしょうか？
イノベーションの種である新しいアイデアについて、既存の自社の製品・マーケティングオペレーションに統合し、さらに、法務及び財務のレビューを通すプロセスは、対立を引き起こしがちです。
ビジネスリーダーは、自社内部のパートナーと協力することを通じて、新しいアイデアが、自社のミッションと融合できる確率を高めることができます。
自社内部のパートナーの新しいアイデアに対する懸念・質問は、新しいアイデアを否定するものではなく、新しいアイデアの本質を磨き、既存のビジネスと互換性を持つパワフルなアイデアへと進化させる手助けとなります。
- 例えば、製薬会社のR&DディレクターであるXiu（仮名）は、法規制の専門家であり臨床試験とアメリカ食品医薬品局（FDA）の承認手続きに精通したMalika（仮名）を自社内部のパートナーとして協力し、結果的に、市場初となる市販の「更年期障害治療薬」（menopause drugs）の開発に成功しました。
このように、ビジネスリーダーが、パートナーと「デュアルネットワーキング」の原則を取り入れることにより、創造的な解決策を協働して創出し、イノベーションの可能性を高めることができます。
今日はここまで。引き続きどうぞよろしくお願いします。1歩1歩。
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（了）
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毎朝4時台に起床して勉強時間を捻出しています。さて、2023年、法務部門の単発のグローバル・プロジェクトリーダーを複数こなす中で、2024年に絶対活用したい！と思ったのが本論文「Harness Your Network to Unlock Innovation」です。
今回は2番目の鍵、組織内のパートナーとの「デュアルネットワーキング」の必要性です。
(*)英語力が乏しいためノロノロと順次、テクノロジーの力を借りつつ整理しておりますが、毎号素晴らしい学びがある雑誌で、私もファンの１人です。よろしければ、Blogをきっかけに、HBR定期購読（定期購読サイト）をご検討ください。