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あなたの組織は「仕事」を「製品・サービス」と同様に捉え改善しているか? [3/3]丨ハーバード・ビジネスレビュー最新号24年11−12月号

◯✕ 問題<正解は末尾>
次の文は正しいか?― バブルチャートは従業員の満足度を視覚化するツールであり、不満のある業務の特定に役立つ。

「勉強時間なんて、忙しすぎて作りようがない」―大人になった私達に広く共通する悩みです。30代前半、私は、言い訳(他責含む)を止めて、答を早朝勉強に求めました。今でも、毎朝4時台に起床し、机に向かいます。ここでは、ハーバード・ビジネス・レビュー最新号(英語)に掲載された論文をノロノロ読み、後日、講演・執筆で利用できそうな気になる論文を備忘的にまとめています。さて、本号で最も読みたかった論文のもう1つがこちら!スタートアップの方がピンと来るかもしれませんが「プロダクト」と同じように職場の環境を考えると言うアイディアはとても説得力があります。お客様の声を聞いて、製品は改良に励むのに、職場は続けない企業は、製品が飽きられてお客様に見放されるのと同様、従業員にも見放される運命にあると感じています。

(*)英語力が乏しいためノロノロとテクノロジーの力を借りて整理しています。学びがある雑誌で、私もファンの1人です。よろしければ、HBR定期購読(定期購読サイト)をご検討ください。

Eric Anicich, Dart Lindsley (2025). Reimagining Work as a Product, If companies listen to employees the way they do customers, they can increase retention and engagement, Harvard Business Review, 102(6), 61–65.

法務部員がまた1つ知見を広げる「本日のメモ」

Eric Anicich と Dart Lindsley の最新の研究によれば、従業員満足度を向上させるには、個々の好み組織の目標バランスよく調整することが必要である。Dart Lindsley のチームでは、月次のバブルチャートを活用して業務の割合と従業員の満足度を可視化している。このツールにより、赤色や黄色のバブル(不満のある業務)が特定されれば、早期に対応策を講じることが可能となる。しかし、すべての業務が満足のいくものになるわけではなく、公平性を保ちながら現実的な期待を設定することが重要である。また、HR 部門がプロダクト設計の視点を取り入れることで、従業員体験を向上させる道筋が見えてくる。

<本日の答え合わせ>
◯✕ 問題
次の文は正しいか?― バブルチャートは従業員の満足度を視覚化するツールであり、不満のある業務の特定に役立つ。
答え: 正しい
解説: バブルチャートは業務の割合と満足度を可視化し、問題解決の手がかりを提供する。

今日はここまで。引き続きどうぞよろしくお願いします。1歩1歩。

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(了)

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