24年4月 社外役員就任のご報告(こちら)

『コロンビア大学MBA人気講義:リーダーシップ・イン・フロー』メモ(1)丨ハーバード・ビジネスレビュー最新号24年1−2月号

お読みいただき、ありがとうございます。「勉強時間なんて、忙しすぎて作りようがない」―大人になった私達に広く共通する悩みです。30代前半、私は、言い訳(他責含む)を辞め、答を早朝勉強に求めました。今でも、毎朝4時台に起床し、机に向かいます。ここでは、ハーバード・ビジネス・レビュー最新号(英語)に掲載された論文をノロノロ読み、後日、講演・執筆で利用できそうな気になる論文を備忘的にまとめています。

(*)英語力が乏しいためノロノロと順次、テクノロジーの力を借りつつ整理しておりますが、毎号素晴らしい学びがある雑誌で、私もファンの1人です。よろしければ、Blogをきっかけに、HBR定期購読(定期購読サイト)をご検討ください。

Hitendra Wadhwa (2024). Leading in the Flow of Work: How to tap into the right intentions, words, and actions when you need them, Harvard Business Review, 102(1), 42-49.

メモ

最新の「リーダーシップ」研究の中で、伝統的なリーダーシップの訓練・学習に加えて、自分の「内なるコア」(inner core)にアクセスし、リアルタイムにおいて、最高のパフォーマンスを引き出すアプローチがリーダーシップの発展に寄与する、という研究が注目を集めています。

Hitendra Wadhwa氏による研究は、リーダーシップが、習得すべき特性(a trait to be acquired)ではなく、活性化すべき状態(a state to be activated)であることを示唆している。

コロンビアビジネススクールで人気のあるコースの基盤となったこのモデルは、内なる最高の潜在能力(their inner core-the space of highest potential within them, their best self)に焦点を当てる。

現実のプレッシャー(real-time pressure)下で内なるコアを活性化し、ピークパフォーマンスを実現する具体的な方法が提案されている。リーダーシップ・イン・フローのアプローチは、実践者が自らの能力を大幅に向上させることを可能にし、リーダーシップが動的な状態(a dynamic state)であることを強調している。

従来の常識では、リーダーシップには広範な学習・訓練が必要と考えられてきました。しかし、今回特集された「リーダーシップ・イン・フロー」は、あらゆるレベルの人々が最高のパフォーマンスを発揮するために活用することができるといいます。リーダーシップ・イン・フロー・モデルは、「目的」「知恵」「成長」「愛」「自己実現」という5つのエネルギーを活用することで、既に自分が保有する内なるコア(最高の自分)を開花させることに焦点を当て、数秒でできる25のアクションを実行するだけで良いというが…果たして…。私にも盲点がありますので、一緒にときに懐疑的にときにバイアスなく、新しい考えに触れていきましょう。

25の行動については、 https://hbr.org/2024/01/leading-in-the-flow-of-work の無料購読クレジットでの閲覧、または、下記から定期購読をおすすめいたします。

今日はここまで。引き続きどうぞよろしくお願いします。1歩1歩。

[定期購読のおすすめ / I strongly recommend/encourage your subscription to the esteemed HBR. It’s truly meaningful.]

HBR定期購読(定期購読サイト

[関連記事]

***

ご相談・講演のご依頼などはこちらからご連絡を賜れますと幸いです。


(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。

渡部推薦の本丨足りない、は補えばいい