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『AI時代のリスキリング』特集メモ(1)丨ハーバード・ビジネスレビュー最新号23年9−10月号

Jorge Tamayo, Leila Doumi, Sagar Goel, Orsolya Kovács-Ondrejkovic, and Raffaella Sadun (2023). Reskilling in the Age of AI: Five new paradigms for leaders and employees, Harvard Business Review, 101(5), 56-65.

近所のおじいちゃん・おばあちゃん同様、毎朝4時台に起床して朝勉強している渡部です。「さあ、勉強しよう!」と思っても、午前中は夜にたまったメールの対応、昼にはクタクタ、夜にはクタクタ、寝る前にはCallもあったり、クタクタ。となれば、私達弁護士・法務部に残されたサンクチュアリといえば「朝」以外に多分ございません。

さて、今月から、何を勉強に加えようかと考えまして、ハーバード・ビジネスレビューの英語版を細々と読み解いて情報収集しようと考えました。

継続しか才能がないため、コツコツ続けます。そして、下記の情報がなにかお役に立てば幸いです。なお、英語力には自信がないのでメモが誤っていたらお詫びいたします(私の責任です)。

Jorge Tamayo, Leila Doumi, Sagar Goel, Orsolya Kovács-Ondrejkovic, and Raffaella Sadun (2023). Reskilling in the Age of AI: Five new paradigms for leaders and employees, Harvard Business Review, 101(5), 56-65.

メモ (1)

技術革新と職の変化

OECD(経済協力開発機構)は2019年に、15~20年以内に新しい自動化技術が世界の14%の仕事を消し去り、32%を大きく変えると予測した。この予測は、ChatGPTやその他の新しいAI技術を考慮に入れていない。

スキルの寿命が短くなる

新しい技術は単純作業だけでなく、知識ベースの仕事も変えている。一部のテクノロジー分野ではスキルの寿命がわずか2.5年とされる。

リスキリングが不可欠

多くの企業が従業員のスキル向上に投資しているが、それだけでは足りない。OECDの推計が正しければ、数100万人が新しい職につくために全く新しいスキルを身につける必要がある

企業の役割

企業はこの問題に対処する重要な役割を持ち、即座に対策を開始することが重要である。効果的なリスキリングプログラムは、企業が市場で手に入らない才能を開発し、戦略的な目標を達成するために必要なスキルのギャップを埋める。

先進企業の取り組み

Infosys, Vodafone, Amazonなどは既に効果的なリスキリングプログラムを実施している。一部の企業は、リスキリングを戦略的な手段として位置づけ、従業員が自分に合った役割にスキルを向上させることを推奨している。

ダイバーシティとリスキリング

一部の企業はリスキリングを通じて多様な人材プールにアクセスしている。例えば、ICICI BankやCVSは多様なバックグラウンドからの従業員をリスキリングして前線のマネージャー職に配置している。全体的に、リスキリングは今や戦略的な必需品であり、企業はその取り組みを急ぐ必要がある。

今日はここまで。引き続きどうぞよろしくお願いします。1歩1歩。

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(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。

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