故・Tim Mackey先生(ソフトバンクグループ)「Being the person who’s actually influencing and owning the outcome」丨メモしたい、法務の言葉(JICN様イベントより[3/4])

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補記:はじめに、5月27日のご登壇直後に執筆した記事ですが、そのわずか数日後、本投稿の投稿予約日(オンラインになる)前に、Tim先生は旅立たれました。下記のエントリとともに、心より御冥福をお祈り申し上げます。

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1. コーナーの狙い

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Problem Statement (問題の所在)

法務部員・組織内弁護士は、不確実性が高まる環境の中で、社内のクライアント(依頼者、経営者、事業部門など)の意思決定を十分な情報に基づいて支援する役割を担います。 しかし、日々の業務で何をすべきか迷うときもあります。

ソリューション

定期的に、法律雑誌などで見つけた「珠玉の言葉」を紹介します。 ノートやスマホにメモすることで、自分を鼓舞したり新しい気付きを得るきっかけになることを期待しています。

想定する読者

法務部門の方(とりわけ組織内弁護士・インハウス弁護士)、外部弁護士の方、ロースクール生・司法修習生の方

2. 今回の「メモしたい、法務の言葉」

The key transition for me was: moving from being just the risk-memo provider to being the person who’s actually influencing and owning the outcome.(ただリスクメモを出す人から、影響を与え結果を引き受ける人へと移行したことが私の大きな転換点でした。)

General Counsel Tim Mackey先生(ソフトバンクグループ)

JICN「IN-HOUSE EXCELLENCE: Professional and Personal Growth」メンタープログラムが5月27日に日本IBMの会議室で開催され、会場は非常に多くの参加者で熱気に包まれていました。個人的にも敬愛する日本を代表する4名のジェネラルカウンセル─IBMジャパンのアンソニー先生、ソフトバンクグループのティム先生、日本マイクロソフトの大島先生、パナソニックの小德先生─が登壇されると言うことで、ワクワクと参加して参りました。

当日は先生方が、貴重な示唆を共有してくださいました。学びの途上として得た知見を、今後の業務に生かしていきたいと考えています。4回にわたり、それぞれの先生方の言葉の中で、私の中に特に響いた言葉を紹介いたします。

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https://www.jicn.jp/

<ゆる募>「お悩み相談箱」

法務部員・組織内弁護士としての大切なことや日々の悩みは、誰かに話すだけでも心が軽くなるものです。もし「取り上げてほしい」「ちょっと聞いてほしい」と思うことがあれば、どうぞ遠慮なくメールフォームからお寄せください。いただいたご相談は、できる限り丁寧に目を通し、少しでもお力になれればと考えています。

なお、法律相談に関しては直接対応いたしかねますので、お近くの法テラスにご相談ください。それ以外のお悩みや想いは、いつでもお待ちしております。あなたの声が、きっと誰かの力にもなります。

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[リーガルリスクマネジメントの教科書とは?]

リーガルリスクマネジメントの教科書』(日本加除出版)は、2023年に出版された教科書です。リーガルリスクマネジメントという臨床法務技術を独学で学んでいただけるよう、心をこめて作成いたしました。きっと喜んでいただけると思います。

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ご相談・講演のご依頼などはこちらからご連絡を賜れますと幸いです。


(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。