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魚住拓也 法務部長(ライオン株式会社)「事業部門のよき伴走者」丨リーガルリスクマネジメントの教科書丨メモしておきたい言葉だち

1. 本日のピックアップ

本日も、日々の法務業務に役立つ、ちょっとだけメモしておきたい言葉を一緒に見ていきましょう。今回も、愛読しているファンである「アトーニーズマガジン2024年10月号」(中身もレイアウトも美しく、毎号到着を心待ちにしている、とても良い雑誌です👏)からピックアップ。

魚住拓也 法務部長(ライオン株式会社)による―「私たちの使命は、法務とビジネスをしっかり理解したうえで、当社グループのブランドなどの”資産”と”評価”を守り、高めていくこと。そのために、①リーガルリスクの低減と法的素養を生かした利益貢献、②適切な内部統制体制の構築推進、③グループ全体のリーガルマインドの向上を常に意識して業務にあたっています。」―を謹んでピックアップしました。

  • 事業部門の伴走者としての役割:ライオン株式会社様の法務部は、単なる法的判断にとどまらず、事業部門と目標を共有し、達成に向けた代替案を提案することが使命だそうです。特に、事業活動の計画推進における法的助言、各種紛争の未然防止、新法・改正法に関する情報発信が重要な役割を果たしているとのことです。
  • グローバル事業の拡大支援:法務部は、国際法務グループを中心に、海外事業の拡大をサポートしているそうです。最近では、バングラデシュやベトナムへの事業進出において、合弁会社の設立や株式取得を成功させるなど、国際的な事業拡大に貢献しているようです。
  • 多様な人材による組織力の強化:法務部は、キャリア入社者や他部門からの異動者を積極的に迎え入れ、部内の風通しの良さや多様性を高めているそうです。特に、法務部長自身が事業部門での経験を持ち、事業現場のニーズを理解している点が、法務部全体の強みとなっているとのことです。

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[リーガルリスクマネジメントの教科書とは?]

リーガルリスクマネジメントの教科書』(日本加除出版)は、2023年に出版された教科書です。リーガルリスクマネジメントという臨床法務技術を独学で学んでいただけるよう、心をこめて作成いたしました。きっと喜んでいただけると思います。

渡部友一郎『攻めの法務 成長を叶える リーガルリスクマネジメントの教科書』(日本加除出版、2023)

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(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。

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