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だらしない組織の肉体改造💪PEファンドが実践する驚異の価値創造プロセス[3/3]丨HBR2025年11-12月号の掲載論文

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「勉強時間なんて、忙しすぎて確保できない」と悩む方は多いものです。私は30代前半に他責の姿勢を改め、早朝学習に活路を見いだしました。現在も毎朝4時台に起床し、机に向かっております。この場では、英語版Harvard Business Review(HBR)最新号に掲載された論文をゆっくり読み、講演や執筆で活用できそうなものを備忘録としてまとめています。事業部を支える法務部や組織内弁護士だからこそ、毎週火曜日と金曜日にご一緒に専門外の最新知見に触れてまいりましょう。なお、これは私的な備忘録であるため、内容に誤りが含まれる可能性がございます。原文をお手元でご確認の上、ご検討いただければ幸いです。

(*)英語力が乏しいためノロノロとテクノロジーの力を借りて整理しています。学びがある雑誌で、私もファンの1人です。よろしければ、HBR定期購読(定期購読サイト)をご検討ください。

PEファンドが実践する価値創造プロセス丨一緒に学ぶ論文はこちら

Marla Capozzi, Sacha Ghai, Paul Gompers, Steven N. Kaplan, John Kelleher and Vladimir Mukharlyamov (2025). What Every Company Can Learn from Private Equity: Six practices that help leaders unlock value, Harvard Business Review, 103(5), 82-89.

PEファンドが実践する価値創造プロセス丨全体像丨わかりやすくまとめてみる

<わかりやすくまとめてみる>
今回は「PEファンド」の価値創造プロセスをどのような例え話がよいか⋯私自身、海外の同僚やリーダーの肉体管理の姿勢に刺激を受けて、どれほど多忙でも週3〜4回ジムに行っているので、トレーニングにたとえてみます。

本論文では、🏋️ だらしない体を最短で変える「超本気の肉体改造」の例えで考えるとわかりやすいです。PEファンドの経営手法は、なんとなくジムに通うのではなく、プロのトレーナーをつけて「2ヶ月で体脂肪を削ぎ落とし、動ける筋肉をつける」プロセスそのものです。

└🩺 鏡で直視する「ポテンシャル診断」
「自分はまだ健康的だ」という思い込み(現状維持)を捨てます
。PE流とは、高性能な体組成計に乗るようなものです。「本当はもっと痩せられるし、筋肉もつく(フルポテンシャル)」という事実を、客観的な数値として突きつけ、そこへ到達するための最短のメニュー(計画)を作ります。
└ 💪 脂肪を筋肉に変える「人材の断捨離」
体重(社員数)が重ければいいわけではありません。動けない贅肉(低パフォーマンスな組織)を落とし、代わりに質の高い筋肉(優秀な人材)をつけることで、「密度」を高めます。総重量は減っても、基礎代謝とパワー(生産性)が劇的に上がる体を作ります。
🥗 カロリーと時間を管理する「徹底した食事制限」
「食べた分だけ動けばいい(売上があればいい)」という甘えは許されません。栄養のないジャンクフード(利益の出ない悪い売上)は一切口にせず、本当に体に良いものだけを摂取します。また、ダラダラ過ごす時間を排除し、「1日24時間の使い道」まで厳密に管理することで、短期間で結果を出します。

全3回の論文の内容を、ここにいる法務部門の我々みんなで、順番に抑えていきましょう。

PEファンドが実践する価値創造プロセス丨個別丨本日のポイント

「悪い売上」の排除と時間を資本とみなす「執拗な実行力」

本論文によれば、多くの企業が売上の拡大を無条件に良しとする中で、PEファンドは「全ての売上が等しい価値を持つわけではない」ことを理解している。

  • 彼らは、税金、運転資本、設備投資、そして資本コストを差し引いた後の「真のキャッシュフロー」を厳密に分析し、企業価値を毀損する「悪い売上」を容赦なく排除する。ある企業の事例では、製品ごとの収益性を分析し、不採算部門を整理することで、全体のキャッシュフローを約17%も改善させた。
  • この財務的規律を支えるのが、PE特有の「執拗な実行力」である。
  • 変革のロードマップは数百のイニシアティブに分解され、週次で進捗が可視化される共通システムによって管理される。遅延は即座に特定され、社会的プレッシャーと迅速な介入によって解決される。
  • CEOの時間も「希少な資本」として扱われる。多くのCEOは戦略業務に時間を割いているつもりでも、実際には50〜70%を社内会議に費やしている。カレンダーを「クリーンシート」し、戦略的優先順位に基づいて時間を再配分することで、意思決定のスピードと質を劇的に高めているのである。

PEファンドが実践する価値創造プロセス丨30秒考えてみよう。

  • 📝 皆さんはどう思われますか?
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(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。