速報/御礼丨リーガルリスクマネジメントの教科書 重版へ(詳細はこちら)

飯田高教授(東京大学)「行政指導(は)プラスの面もあれば、もちろんマイナスの面も多くて、個人的には、規制の根拠が分かりにくくなる点で長期的に見るとマイナスのほうが大きい」丨リーガルリスクマネジメントの教科書丨メモしておきたい言葉だち

1. 本日のピックアップ

7月末に拝読した ジュリスト1600号記念特別座談会「いま、法務に求められるもの」( https://yuhikaku.com/articles/-/19617 )が最高だったのでシェアいたします(その2)。今週は、「ロックイン効果」を指摘する際に必ず引用している東大飯田先生のご発言です。

何度読んでも(私がファンであり、贔屓の大好きな方ばかりというのもあるのですが)私の「法務機能」のイメージとも共鳴する、ワクワクする内容でした。私個人は、4人の有識者の「上から目線ではない」すなわち「フランク」でありながらも、実務に根ざし、さらに、鼓舞し、再現可能な現実味のある議論が大好きです。

大好きな飯田先生の発言から―「行政指導については本当に従前から指摘されているところです。プラスの面もあれば、もちろんマイナスの面も多くて、個人的には、規制の根拠が分かりにくくなる点で長期的に見るとマイナスのほうが大きい」―を謹んでピックアップしました。

動的なルールを前提とした法務のあり方、についてご関心が高い方は、最重要論点の1つであり、日本独特のリスクでもあるため、ぜひ考察いただきたいです。改めて、この企画は全文お読みいただきたいです。

https://yuhikaku.com/articles/-/19617

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※お寄せいただいた大切なご相談にはできるかぎり目を通しております。なお、法律相談は承っておりませんので、法律相談先のご相談は最寄りの法テラスまで、お願い致します。

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[リーガルリスクマネジメントの教科書とは?]

リーガルリスクマネジメントの教科書』(日本加除出版)は、2023年に出版された教科書です。リーガルリスクマネジメントという臨床法務技術を独学で学んでいただけるよう、心をこめて作成いたしました。きっと喜んでいただけると思います。

渡部友一郎『攻めの法務 成長を叶える リーガルリスクマネジメントの教科書』(日本加除出版、2023)

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(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。

渡部推薦の本丨足りない、は補えばいい