6月7日の輝かしい夜、皆様の日々のご指導ご鞭撻のおかげで、トムソン・ロイターグループの国際的法律雑誌、ALB (Asian Legal Business)の「ALB Japan Law Awards 2023」にて、「Young Lawyer of the Year 2023 (In-house)」を受賞しました。
授賞式は、東京のリッツカールトンで行われ、そこでの最終受賞発表は、私にとって何よりの喜びでした。今回が6年連続という受賞。多分、日本記録ではないかと思います。
(1) 感謝の気持ち
今の感謝の気持ちを言葉に表すことは正直、困難といえます。この賞を与えてくれたのは、クライアントである事業部の皆様、同僚、そして会社内外の皆様のおかげです。この場を借りて、日頃の心からの感謝の意を述べさせていただきます。
(2) 受賞の瞬間
「The winner is….. Yuichiro Watanabe !」と私の名が呼ばれた瞬間は、夢のようでした。最近は、やや過集中・長時間労働の日々で、心の湖面は「凪」のようになっていましたが、その一瞬で、嬉しさが湖面を打ち、心は海へと流れ出したようでした。
この６年間で、今年が最も厳しい戦いであり、ありがたく、嬉しさで一杯でした。
(3) 会場での大切な出会い
授賞式では、藤原先生（長島・大野・常松法律事務所）、矢倉先生（オリック）、平泉先生（GSK、In-house Lawyer of the YearとWoman Lawyer of the Yearのダブル受賞、おめでとうございます）など、数えきれないほどの尊敬する法律家たちと出会う機会がありました。（今年は受賞の可能性はないなと思っていたので）皆様に会えただけでも、参加した価値があったと感じており、この受賞は、予期せぬボーナスでした。
(4) 審査員への感謝と受賞理由の想像
私の受賞は、Airbnbでの業務だけでなく、デジタル規制改革やリーガルテックの推進など、会社外での公益活動も審査委員の方々に評価された結果だと想像しています。
(5) 抱負と今後への期待
これからも、一つ一つの案件で皆様に貢献し、更に精進していく所存です。しかし、理想と現実の間には未だ大きなギャップがあります。その進歩の遅さに嘆きつつも、あるがままの私で、一歩一歩前進していくしかありません。もし私が誤った方向に進もうとしたとき、その誤りを温かく叱ってください。
私のミッションは、「着想・達成欲・目標志向・社交性・学習欲の5つの強みを生かし、最高のアドバイスを提供し、心から喜ばれる存在になる」ことです。なかなか難しいことではあるのですが、やはり、３０代の１０年計画に従い、今は「注意深く、欺瞞なく、本物の努力を続ける」を黙々と遂行したいです。
いつも、心からの感謝を込めて。
2023.6.8.
渡部友一郎
なお、ALB Japan Law Awards 2023の公式サイトはこちらです。
【２０２３年 資料室（インハウス部門）】
賞名：In-House Lawyer of the Year（個人）
ファイナリスト：
Anthony Luna – IBM
Mari Hiraizumi – GlaxoSmithKline
Tommy Ou – Colt Technology
Tonfi Yuki – SmartNews
Wise Wang – ByteDance
Yui Kosako – McKinsey & Company
Yuichiro Watanabe – Airbnb Japan
賞名：Young Lawyer of the Year (In-House)（個人：若手）
ファイナリスト：
Tomoaki Kuragano – GlaxoSmithKline
Yui Kosako – McKinsey & Company
Yuichiro Watanabe – Airbnb Japan
賞名：Healthcare and Pharmaceutical In-House Team of the Year（団体）
ファイナリスト：
Bayer
Cira Foundation
GlaxoSmithKline
賞名：Innovative In-House Team of the Year（団体）
ファイナリスト：
Accenture
Airbnb Japan
Bayer
GlaxoSmithKline
Marubeni Corporation
賞名：Technology, Media and Telecommunications In-House Team of the Year（団体）
ファイナリスト：
Accenture
Airbnb Japan
Colt Technology
Equinix Japan
IBM
賞名：Japan In-House Team of the Year（団体）
ファイナリスト：
Accenture
Bayer
Cira Foundation
GlaxoSmithKline
INPEX Corporation
Jera Inc
LVMH Moet Hennessy Louis Vuitton Japan
Marubeni Corporation
MUFG Bank
SoftBank Group
＊＊＊
過去の論説一覧はこちら
関連する論説などを掲載したリサーチマップ（外部サイト）はこちら
（了）
※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です（メールフォーム）。s
