新規論説
いつも大変お世話になっております。下記書誌が公刊されました。
今回は企画段階から関与させていただき、私自身が学びたいGSK様、ソフトバンク様およびアクセンチュア様と力を合わせ、この企画が実現しました。
従来から「オープンシステムとして学び続ける法務部」について、考えを述べる機会があればと思っておりましたので随喜しております。
《タイトル》
渡部友一郎「ベスト・オブ・ベストの法務チームをベンチマークし鍛錬を重ねる―ALB Japan Law Awards 2021特集によせて」ビジネス法務2022年4月号51-55頁
《リード文》
本稿は、読者の皆様に対して、ALB Japan Law Awards 2021 特集に関連して、①特集の意義(ベスト・オブ・ザ・ベストの法務をベンチマークする重要性)、②法務部門にとっての外部顕彰の意義、③Young Lawyer of the Year (In-House)の受賞理由と個人的な考え方、を共有することを目指している。とりわけ、鎖国を好む法務部門からの変化は、筆者にとっても大きなテーマである。法務部門全体でどのように「外の良い空気」を取り入れていくか、法務部門のリーダー及びメンバーその役職を問わず、批判的視座からではなく、一緒に勇気を持って、法務部門に新鮮な空気を送り込む小さな前進がしたいと願っている。
私のミッションは『最高のアドバイス(法律に限らない。)をして…喜んでもらう』ことにあり、日々、失敗も含めてjourney(旅)とAirbnbで考えるようになっております。
面識があってもなくても、法務部でスキルアップを目指しコツコツ頑張っていらっしゃる方、そして、やや閉鎖的・官僚的な法務部門で自己成長に苦しみながらも踏みとどまっている方、そのような方たちがbest versionになれるような有形・無形のお手伝い・情報発信を心がけて参りたいです。
私自身が、幸運にもAirbnbで、best versionとなるような温かい手助けをしてくれる上司・チーム・同僚の方々に恵まれ、今があるからです。
自分だけでは絶対にできなかったことだと思います。本特集が、新しい姿を模索するリーダーやチームの背中を押してくれることを願っております。
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(了)
※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。