新規登壇丨CrossOver法律事務所 様 研修会「もっとやったのか?」講師

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尾下先生の撮影と提供(CrossOver様の新しい移転後のオフィスにて)
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このたび、新たに登壇の機会を頂きましたのでご報告いたします。学びの途上として準備を進め、少しでも有益な内容をお届けできるよう努めてまいります。

登壇情報

CrossOver法律事務所 様 研修会「もっとやったのか?―既存のサービスの「境界」を超え、新興企業の企業価値の永続的向上を支援するための法務最前線」講師

法務部員・組織内弁護士向けのまとめ

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いつ見返しても、とても深く考えさせられます。

司法修習62期・東京修習の同期である尾下先生は、公認会計士としての社会人経験を経て弁護士になられた方で、私が尊敬する同期の一人です。今回、尾下先生の法律事務所で2度目の講演の機会を頂きました。新たに加わった所員の皆さまと直接お話しできたほか、2024年に本田技研工業様の研修準備で得た視点やトピック、リーガルとAIをめぐる最新の議論も共有し、自分にとって大きな学びの時間となりました。

注目を集めているCrossOver法律事務所(尾下先生)とは?

CrossOver法律事務所とは

CrossOver法律事務所は、東京証券取引所上場審査部での実務経験を持つ弁護士・公認会計士の尾下大介先生(私の司法修習同期で、同じ東京修習で御縁を深める機会を頂きました)が創設したブティック型ファームです。大手法律事務所や東証勤務経験者で構成され、スタートアップから上場企業までの「連続的」な成長フェーズを伴走型で支援する点が大きな特徴です。ミッションは「境界を越え、企業価値の永続的向上へ」。IPO、M&A・投資、内部通報制度構築、ガバナンス体制整備など、急成長企業に欠かせない法務機能をワンストップで提供しています。crossoverlaw.jpをご参照ください

「境界を越える」三つのアプローチ

  • IPO後まで視野を広げた支援 – 上場準備中だけでなく、上場後の資本市場対応・開示・内部統制まで一気通貫で伴走します。
  • 法解釈の先へ – 伝統的な「相談待ち型」ではなく、ガバナンスやリスクマネジメントを含めて提案型で企業価値を高めます。
  • 協働型ネットワーク – 専門外領域を抱え込まず、最適な外部専門家と柔軟に連携しコスト‐ベネフィットを最大化します。

ファウンダー/代表パートナー 尾下大介先生

  • 日本・ニューヨーク州弁護士/公認会計士。監査法人トーマツでIPO支援を経験後、長島・大野・常松法律事務所(東京・NYオフィス)でM&Aや国際取引を担当。
  • 東証上場審査部に“第1号弁護士”として出向し、多数の上場申請企業のガバナンス評価に従事。
  • 現在はVC・証券会社・監査法人とも連携し、IPO準備企業と上場企業双方に戦略法務を提供。

尾下先生は「変化の速い時代には若手からも学び続ける姿勢が不可欠」と語り、自らビジネスコーチを付けて事務所経営をアップデートするなど、挑戦的なリーダーシップでも注目されています。

おわりに

組織内弁護士として登壇の機会をいただくことが増え、2020年以降は小規模勉強会を含め累計約100回の講演・研修を行いました。大手法律事務所や上場企業からご依頼を受けることもありますが、毎回「次はさらに分かりやすく」を目標に内容を見直しています。

お役に立てる範囲で講師を務めたいと考えておりますので、ご関心がありましたらお気軽にお問い合わせください(メールフォーム)。なお、本業の時間的制約等から諸条件(なお、法科大学院等の教育機関の場合、できる限りの範囲で、無償でお引き受けさせていただいております)を都度ご相談させていただております。

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(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。