
◯✕ 問題<正解は末尾>
次の文は正しいか?― Personalization Index の上位企業は、年間成長率が平均6ポイント高い。
Mark Abraham, David C. Edelman (2025). Personalization Done Right, The five dimensions to consider—and how AI can help, Harvard Business Review, 102(6), 104–115.
BCG の調査によると、Personalization Index 上位10%の企業は、年間成長率が平均6ポイント高く、顧客がカテゴリー内で30%多く支出している。また、これらの企業の顧客は競合よりも3倍多く取引を行い、取引前後でも関与する傾向がある。この結果、上位企業は次のパーソナライゼーションに活用可能なデータを多く収集している。
例として、Voya Financial 社は顧客の財務データを統合し、信頼を構築することで顧客基盤を拡大し、収益を倍増させた。また、Personalization Index のスコアが10ポイント上昇すると、Net Promoter Score(NPS)が平均7ポイント向上することが調査で示されている。
<本日の答え合わせ>
◯✕ 問題
次の文は正しいか?― Personalization Index の上位企業は、年間成長率が平均6ポイント高い。
答え: 正しい
解説: BCG の調査結果によれば、Personalization Index 上位企業は競合に比べて高い成長率を達成している。
今日はここまで。引き続きどうぞよろしくお願いします。1歩1歩。
[定期購読のおすすめ / I strongly recommend/encourage your subscription to the esteemed HBR. It’s truly meaningful.]

[関連記事]
***
ご相談・講演のご依頼などはこちらからご連絡を賜れますと幸いです。
(了)
※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。
「勉強時間なんて、忙しすぎて作りようがない」―大人になった私達に広く共通する悩みです。30代前半、私は、言い訳(他責含む)を止めて、答を早朝勉強に求めました。今でも、毎朝4時台に起床し、机に向かいます。ここでは、ハーバード・ビジネス・レビュー最新号(英語)に掲載された論文をノロノロ読み、後日、講演・執筆で利用できそうな気になる論文を備忘的にまとめています。この論文は、最近スマートフォンのサービスを利用していても「個人の嗜好」に合わせてくれる便利なサービスがある一方、気持ち悪さを感じる場面もでてきます。最新の研究から法務としても「パーソナライゼーション」の知見を抑えることが有益を考えます。
(*)英語力が乏しいためノロノロとテクノロジーの力を借りて整理しています。学びがある雑誌で、私もファンの1人です。よろしければ、HBR定期購読(定期購読サイト)をご検討ください。