東京大学法科大学院創設20周年記念の全体同窓会:
「渡部先生ですよね?実は…先生の寄付の記事を見て、自分も寄付してみました」
式典が始まる前の東大法学部3号館、厳粛な空気に包まれた中で、ふと声をかけられました。笑顔で話す後輩のお姿に、胸が熱くなりました。式典後の”全体同窓会”では恩師・同期・先輩後輩と旧交を温め「今後も、少しでも学恩に報じたい」と思いました。
一層、精勤し、引き続き、書籍の印税は後輩の学習環境向上のために全額寄付させていただく所存です。
最後に、多大なお時間と労力でご準備くださったであろう同窓会の大野憲太郎会長(N&A)・重松先生ほか関係者の皆様、そして、(貴重なご研究時間を割いてご尽力くださった)山本先生・宍戸先生ほか運営責任者の先生方、ご臨席賜った先生方に心より御礼申し上げます。
<東大法科大学院へのご寄付>
<発信に関する補足>
私たちの教育や貢献に関する経験や価値観は、多様であり、皆さまそれぞれの優先事項が存在すると思います。そもそも誰に対して何を行うか(または行わないか)といった点も含め、貢献の形は一人ひとり異なるものと考えています。また、こうした貢献を公表するかどうかについても、人それぞれに異なる考え方があるのではないかと思います。
私個人の発信は、無数にある選択肢の中で、「このような考え方や行動もあるのかもしれない」という一例を静かに共有することを意図しています。実際、発信せず静かに貢献されている方も多くいらっしゃることを承知しておりますし、私自身、特別に立派なことをしているとは思っておりません。限られた人生の中で、これまでに頂いたご恩に少しでもお返ししたいという思いがあり、発信することで今回のようにお声掛けいただいた後輩や、恩師、現役の皆さまに少しでもお役に立てる行動をしたいと考えています。これはあくまで私個人の動機によるものであり、自己満足に過ぎないかもしれませんが、そのような姿勢でおります。どうぞこれからもご指導ご鞭撻をお願いいたします。
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(了)
※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。
2024年下半期から、最近取り組んでいることや個人的に考えていることなどをご紹介します。私の取り組みが何かお役に立てたり、ご関心があれば、いつでもお知らせください。