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成長戦略の真実:持続可能なスピードを見極める(1)丨ハーバード・ビジネスレビュー最新号24年3−4月号

お読みいただき、ありがとうございます。「勉強時間なんて、忙しすぎて作りようがない」―大人になった私達に広く共通する悩みです。30代前半、私は、言い訳(他責含む)を止めて、答を早朝勉強に求めました。今でも、毎朝4時台に起床し、机に向かいます。ここでは、ハーバード・ビジネス・レビュー最新号(英語)に掲載された論文をノロノロ読み、後日、講演・執筆で利用できそうな気になる論文を備忘的にまとめています。

(*)英語力が乏しいためノロノロとテクノロジーの力を借りて整理しています。学びがある雑誌で、私もファンの1人です。よろしければ、HBR定期購読(定期購読サイト)をご検討ください。

Gary P. Pisano (2024). How Fast Should Your Company Really Grow? Why leaders should take a strategic perspective, Harvard Business Review, 102(2), 39-45.

メモ

「成長」(growth)は、経営陣の最も大きな注目を集める課題である。収益及び利益の成長は、企業の競争力及び健全性の尺度であるとともに、経営の質及び報酬に影響を与えている。

アナリスト、投資家及び取締役は、「成長の見通し」(growth prospects)に基づいて企業の株価を思案する。従業員もまた、成長の速い企業により良い「昇進機会」(advancement)、「高い給与」(higher pay)、「安定した雇用」(greater job security)を求めている。さらに、取引先すらそうだ。取引先自身の成長の見通しが向上するため、取引先は、成長の速い顧客を好む。

このように、企業とその「利害関係者」(stakeholders)は速い成長を選ぶ傾向にある。

「成長」を叫ぶ経営陣。リソースが足りない「現場」。今回は、多くの経営者や経営者を支える法務関係者には、非常に興味深い論文です。持続可能な成長を科学してくれています。

今日はここまで。引き続きどうぞよろしくお願いします。1歩1歩。

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(了)

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