24年4月 社外役員就任のご報告(こちら)

新規登壇丨西村あさひ法律事務所様丨最高の助言を、弁護士から得るスキル―近時のリーガルリスクマネジメント理論に基づく依頼者・弁護士間の実践(三村まり子先生・福岡真之介先生・渡部友一郎)

敬愛する福岡先生(左)・筆者(中)・三村先生(右)

<御礼>西村あさひ法律事務所様(ロゴも一新)「リーガルフォーラム」にて、 福岡真之介先生・三村まりこ先生と一緒に登壇させていただきました。『最高の助言を、弁護士から得るスキル』をテーマに、リーガルリスクマネジメントの臨床法務技術について、過去最高のご視聴者様へ共有できる機会となりました。両先生・関係者・視聴くださった皆様、心から御礼申し上げます。

N&Aリーガルフォーラムオンライン
最高の助言を、弁護士から得るスキル
― 近時のリーガルリスクマネジメント理論に基づく依頼者・弁護士間の実践 ―
日時 2024年2月22日(木)15:00 ~ 16:30 
会場 オンライン
https://www.nishimura.com/ja/knowledge/seminars/LFO20240202

以下…3つ✅…今回得た学びを謹んでシェアします。特に、今後、講演や執筆で「自分がどう他のプロフェッショナルに貢献できるか」を模索されている若手弁護士・インハウス・法務部門の方へご参考になるかもしれません。

☞ 学び:テーマ選びは(x)自分が話したいこと (◯) 視聴者様がきっと関心があるがまだ実現されていないテーマ

✅(1) あなたが何を持っているか

あなたが (A) 業界TOP10に入る専門領域(◯◯法)を持つ若手法律家、または、 (B) 官庁で最新立法の立案経験など”旬”なテーマを誇る若手法律家ではない限り、視聴者は、よりシニアで経験のある法律家の話に価値を見出します。そこで、私のようにA/Bともに該当しない者は、テーマ選びが鍵となります。

第3の道は「視聴者様がきっと関心があるがまだ実現されていないテーマ」です。

今回のセミナーでは:

└ 従来、弁護士が法的知識のない依頼者と適格に面談する『弁護士→依頼者』の技術(ローヤリング)が発展してきました。

└ しかし、企業法務/戦略法務の文脈では、法務部門が社外弁護士と対等&協同🤝してプロジェクを進めることも多く、『依頼者→弁護士』の技術に光がもっと当たるべきと考えていました。

└ そこで、このテーマを選びました。

✅(2) 大きな関心・反響について

今回、西村あさひ様のお座敷をお借りして、N&A様のクライアントの皆様から、予想を超える3桁後半の非常に多数のお申込がございました(自身過去最高の視聴者数に相当緊張し、準備にも熱が入りました)。

名門から大小様々な法務部門様まで多くの方の「お悩みポイント」だったように感じています。

事前質問・Q&Aもパネリストらが唸る勉強になるお悩みや質問が多数寄せられ、あっという間の90分でした。

✅(3) 準備x100 

あとは、最低20回、できたら50回、乾坤一擲場面なら100回練習しましょう。Zoomで録画して、つまらない部分は捨てましょう。自分の練習録画を見て、視聴者の方々とインタラクティブになっているか、動作や質問を考えましょう。カメラの向こうにいる大切な視聴者様が、少しでも楽しんでいただけるよう、心を込めて練習しましょう。

  • ・スライドの朗読はやめましょう(=資料を視聴者の方がお手すきの際に見てもらえばよく、リアルタイムでお時間を頂く意味に乏しい)
  • ・パネルディスカッション(複数)に登壇するとき、あなたが一番若手であれば、徹底してシニアのお話を引き出しましょう(=その場にいない視聴者にかわって、視聴者が聞きたい・深堀りしたい質問をなげかけましょう)
  • ・頂いた質問に敬意を持って、素晴らしい質問には「素晴らしい質問ありがとうございます。」と感謝を伝えよう。

ご参考:資料の一部

お申込いただいた一方、当日所要でご覧になれなかった法務部門やインハウス弁護士の先生方は、 https://www.nishimura.com/ja/knowledge/seminars/LFO20240202 の「マイページ」から録画及び資料ダウンロードが可能です。どうぞよろしくお願いいたします。きっと喜んでいただけると思います。

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2024年においても、法律事務所・法務部門など皆様のチームにお役に立てる登壇機会があれば、(年々時間の捻出が難しくなっておりますが)可能な限り、お力になりたいと考えております。こちらからご相談いただければ幸いです。

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ご相談・講演のご依頼などはこちらからご連絡を賜れますと幸いです。


(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。

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