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御恵贈の御礼丨松尾剛行『キャリアにつながる法学のポイント』(有斐閣、2025年)

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いつも大変お世話になっております。敬愛する松尾先生よりご恵贈をいただきましたので謹んで紹介させてください。

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御恵贈の御礼丨松尾剛行『キャリアにつながる法学のポイント』(有斐閣、2025年)

『キャリアにつながる法学のポイント 法学部生の“サバイバル”ガイド!』は、実務家弁護士である松尾剛行先生が、法律を学ぶ意義から各科目の攻略法までを一気通貫で解説する実践書です。2025年4月刊、四六判232ページ・定価2,530円という手に取りやすいボリュームながら、法学部で「迷子」になりがちな学生を力強くエスコートしてくれます。

最大の特長は、法学とキャリア形成を直結させている点です。序章では「法解釈が将来どう役に立つのか」を示し、法律家以外の進路でも論理的思考が武器になることを具体例で示しています。第1章「法学のポイント」では「法とは何か」を問い直し、判例分析のコツや「抽象と具体を往復する思考」を伝授。ここで得た視座が、続く民法・刑法・憲法など8科目の学習に生きます。

各科目は「学習目標→基本原則→事例問題の検討手順→実務とのつながり」という流れで整理され、読者は試験対策と現場感覚を同時に身につけられます。たとえば民法編では「総則から親族・相続までを横串で理解し、契約トラブルを解決する思考を養う」など、キャリア視点のヒントが随所に盛り込まれています。

さらにコラムでは「法律書の読み方」「法廷傍聴のススメ」など具体的アクションを提案し、学びをリアルに体験へ接続します。実務家ならではの豊富なエピソードと明快な語り口で、法学の面白さを再発見できる1冊です。学年や志望職種を問わず、法学部生が「何をどこまで学べば社会で通用するのか」を知るうえで、座右に置いて損はありません。

ご関心がある方・勉強されたい方:詳しい情報はどうぞこちらをご参照ください。

引き続きご指導ご鞭撻をどうぞよろしくおねがいします。

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(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。