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一貫した成長を実現するシステムの構築法(3・完)丨ハーバード・ビジネスレビュー最新号24年3−4月号

お読みいただき、ありがとうございます。「勉強時間なんて、忙しすぎて作りようがない」―大人になった私達に広く共通する悩みです。30代前半、私は、言い訳(他責含む)を止めて、答を早朝勉強に求めました。今でも、毎朝4時台に起床し、机に向かいます。ここでは、ハーバード・ビジネス・レビュー最新号(英語)に掲載された論文をノロノロ読み、後日、講演・執筆で利用できそうな気になる論文を備忘的にまとめています。

(*)英語力が乏しいためノロノロとテクノロジーの力を借りて整理しています。学びがある雑誌で、私もファンの1人です。よろしければ、HBR定期購読(定期購読サイト)をご検討ください。

Paul Blase and Paul Leinwand (2024). Create a System to Grow Consistently: Five elements can move you beyond episodic success, Harvard Business Review, 102(2), 47-52.

メモ

「成長を支えるシステム」(growth system)の研究において、Salesforceの成功は、顧客成果に焦点を当てた多角的な取り組みとして注目されている。

過去10年間で、Salesforceは、CRM機能を補完するクラウドコンピューティング及びAIサービスを提供しつつ、Tableau及びSlackを買収した。顧客の意見を収集するIdeaExchangeや、ユーザー教育プラットフォームのTrailheadもまた重要な役割を果たしている。Salesforceの「成長を支えるシステム」は、「多年度契約」(multiyear subscription agreements)に基づく安定的な収益にあると分析されている。

成功する成長システムの構築には、CEOの全面的なサポートと実行チーム間の協力が不可欠である。また、成長システムは「数年にわたる取り組み」(multiple-year journey)であり、短期的な目標と「同時に」システムへの投資を優先することが求められる、と筆者は説く。

私の所属するIT企業に限らず、多くの経営陣そして経営陣をサポートする法務部門は「一貫した成長」の秘訣を探しています。本記事は、ビジネスパーソン、社外役員など多くの経営に携わる・サポートする方にお役に立つと思います。

今日はここまで。引き続きどうぞよろしくお願いします。1歩1歩。

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(了)

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