『約束から始まるブランド戦略:顧客との信頼を築く新しいアプローチ』メモ(1)丨ハーバード・ビジネスレビュー最新号24年1−2月号

お読みいただき、ありがとうございます。「勉強時間なんて、忙しすぎて作りようがない」―大人になった私達に広く共通する悩みです。30代前半、私は、言い訳(他責含む)を辞め、答を早朝勉強に求めました。今でも、毎朝4時台に起床し、机に向かいます。ここでは、ハーバード・ビジネス・レビュー最新号(英語)に掲載された論文をノロノロ読み、後日、講演・執筆で利用できそうな気になる論文を備忘的にまとめています。

(*)英語力が乏しいためノロノロと順次、テクノロジーの力を借りつつ整理しておりますが、毎号素晴らしい学びがある雑誌で、私もファンの1人です。よろしければ、Blogをきっかけに、HBR定期購読(定期購読サイト)をご検討ください。

Roger L. Martin, Jann Schwarz, Mimi Turner (2023). The Right Way to Build Your Brand, Harvard Business Review, 102(1), 128-133.

メモ

近時の研究において「ブランド」の信頼構築において、「お客様に対する明確かつ検証可能な約束」(顧客との約束=Customer Promise/CP)が重要であることがわかってきた。

例えば、自動車保険会社のGeicoのケースでは、同社の「15分で15%節約」(原文「15 Minutes Could Save You 15% Or More On Car Insurance」)が挙げられる。

研究によれば、WARCのデータベースを用いて2018年から2022年までの2,000以上のキャンペーンを分析し、顧客約束(CP)キャンペーンが、ブランド認知・ブランド好意度・購買意向・市場浸透・市場シェアなどの多くの指標において、その他の宣伝広告/キャンペーンを上回る結果を残したことが報告されている。ただし、ソーシャルメディアの話題性ではCPキャンペーンは、他のキャンペーンに劣後していることには留意が必要である。

今日はここまで。引き続きどうぞよろしくお願いします。1歩1歩。

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(了)

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