有料なら月額4650円(42ドル)!
米マサチューセッツ工科大学はフェイスブックのサービスの価値を月額42ドルと推計。これを米国のGDPに含めれば、サービス開始から米国のGDPを1.54%押し上げたはずだという。
2018年12月28日付 日本経済新聞1面
GDPを1.54%押し上げたはず、の根拠は?
しかしながら、日本経済新聞の記事にソースが明示されておりません。
The Digital Economy, GDP and Consumer Welfare: Theory and Evidence
調査したところ、「The Digital Economy, GDP and Consumer Welfare:
Theory and Evidence」(Erik Brynjolfsson, Avinash Collis, W. Erwin Diewert, Felix Eggers, Kevin J. Fox)が確認された。同資料は、2018年11月19から20日に米国ワシントン(IMF)で開催された「The Sixth IMF Statistical Forum – Measuring Economic Welfare in the Digital Age: What and How?」で公表されたスライドのようです。
資料のURL(ご研究用)
こちらにご研究用に資料のURLを記載いたします。
日経の記事の狙いとしては、デジタル化で広がる新たな経済の実例を示しつつ、従来の金融政策の限界と課題に光を当てることにあるようです。
(了)
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