福岡真之介『生成AIと著作権の論点』ご紹介丨目次
御礼丨福岡真之介『生成AIと著作権の論点』をご恵贈いただきました


福岡真之介『生成AIと著作権の論点』の特徴
ご恵贈頂いた『生成AIと著作権の論点』は、生成AIの仕組みを踏まえ、学習から生成・利用まで各局面で生じる著作権リスクと実務対応を全10章で体系化したガイドです。法第30条の4・法第47条の5、引用や依拠、著作物性・著作者性、契約設計、人格権・不正競争との交錯まで幅広く解説します。国際裁判管轄・準拠法や肖像・声の無許諾利用、RAGや「ジブリ風」などの事例検討も充実しています。さらに、福岡先生のアイデアが光り、類書との付加価値の差を加えているのが、髙部眞規子先生(元裁判官)のインタビュー(コラム)です。知財高裁及びその後の実務における第一線の視点から勘所を学べます。組織内弁護士/法務の共通言語として、事業部門の良き意思決定を一段引き上げる一冊です。
ご関心がある方・勉強されたい方:詳しい情報はどうぞこちらをご参照ください。
御恵贈いただいた書籍に深く感謝いたします。私は組織内弁護士として専用の図書館や電子図書サービスを利用できない環境にあり、弁護士会合同図書館が調査の要となっています。購入済みの書籍と重複した場合、または、検索して合同図書館にまだ(新刊のため)所蔵がない場合は、同じ環境にいる組織内弁護士の方々にも役立てていただけるよう、図書館の予算も潤沢ではないと耳にしており、都度、寄贈を検討しています。貴重な参考資料を共有財産として活用することで、学びの途上にある自分自身を含め、より多くの実務家の調査に資することができれば幸いです。ご了承いただけますと幸いです。
引き続きご指導ご鞭撻をどうぞよろしくおねがいします。
組織内弁護士/法務部向け―過去の書籍記事
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(了)
※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。
いつも大変お世話になっております。N&A福岡先生よりご高著である福岡真之介『生成AIと著作権の論点』(商事法務、2025年)をご恵贈をいただきましたので謹んで紹介させてください。