
書誌情報
渡部友一郎「Airbnbで学んだ法務時間術6つの金貨(1) 上位2割の重要案件に8割の力を注げ」ビジネス法務2025年5月号(2025年)45頁
法務部員・組織内弁護士向けのまとめ
本稿は、日本・韓国法務を一人で担当した経験を基に、パレートの法則を活用した「上位2割に8割の力を注ぐ」時間術を紹介します。タスクを棚卸しして優先順位を見極めることでスピードと質を両立させた事例と、トレードオフを受け入れる発想転換を整理しました。
法務部員・組織内弁護士のNext Step
STEP
「上位2割」を特定し集中投下 タスクを書き出し、重要度と緊急度で評価して20パーセントの核心業務を抽出します。その案件へスケジュールの80パーセントを配分し、深い検討と高品質アウトプットを確保しましょう。
STEP
「残り8割」を仕組み化して回す 核心以外の業務はテンプレート化や時短ツールで処理し、空いた時間を週次の振り返りに充てます。優先度判断の精度を高め続けることで成長サイクルが強化されます。
おわりに
中央経済社様より、時間術をテーマとする連載を担当することになりました。学びの途中ではありますが、読者の皆さまに役立つ情報をお届けできるよう努めます。今後6か月間、どうぞよろしくお願いいたします。編集部の皆さまにもご指導いただければ幸いです。
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(了)
※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。
法務部・弁護士(インハウス弁護士・組織内弁護士)向けの法務専門誌「ビジネス法務」(中央経済社)にて、全6回の連載を担当させていただくことになりました。まだまだ組織内弁護士や法務部員として研鑽中の身ではありますが、時間の捉え方・管理に関して、小さな気づきやヒントをお届けできるよう努めてまいります。