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【日曜朝連載】目次は◯ページ以上から推奨丨名著精読!『Legal Writing in Plain English』第45回

問題の所在+ソリューション[各連載回に共通]

Problem Statement (問題の所在)「将来は、グローバルな力も高めたい…でも、英文契約書は怖い」「法律英語が上達しない」「欧米弁護士の思考で英語の法律文書が書けない」― 法律英語のライティングの悩みは日本の法律家に共通します。私も、です。

ソリューション 2022年、Airbnb法務部の研修で、魔法のような体験がありました。名著『Legal Writing in Plain Englishガーナー教授から直接学ぶ機会があったのです。「できなかった」理由がすっと理解できました。そこで、毎週1記事、名著を「分析」し、一緒に(同期やライバル達よりも)法律英語に少しだけ強くなっていきませんか? ― 精読して蓄えていきましょう。

想定する読者 法律家・法務部門・司法修習生/ロースクール学生の皆様

読了により、得られる情報

ガーナー教授の教科書は、以下の重要な知見を私たちに提供してくれました。①「すべての法律文書に共通する」20のルール(連載第1回〜第21回参照)、②「英語を分析的・説得的に活用する技術」(連載第22回〜第31回参照)の10のルール、③「法的ドラフティングの原則」(連載第31回〜第40回参照)です。

第4章では、「文書デザインの原則(PRINCIPLES FOR DOCUMENT DESIGN)」に焦点を当てます。この章を通じて、ガーナー教授の教科書をさらに深く学び、法律英語のスキルをもう一段階引き上げ、より高度なレベルへと到達することを目指します。

さあ、頂上まであと少しです。10合目を目指し、毎週日曜日に一緒にがんばりましょう!

§ 45. For a long document, make a table of contents.

講義ノート

ガーナー教授は、6ページ以上の長い文書には目次を作成することが有益だと指摘します。目次は文書の構造を再考する助けとなり、読者に迅速な概要を提供します。特に、裁判所提出書類や契約書、IPOにおける目論見書のような文書では、読者が必要な情報を迅速に見つけるための重要なツールとなります。また、目次作成を通じて文書の全体的な構造を把握することができ、作成者自身にも大きな利点があると考えます。

ガーナー教授の教科書(第3版)―敬意をもって強く推薦―

Garner, B. A. (2023). Legal Writing in Plain English, Third Edition: A Text with Exercises. Chicago: University of Chicago Press.

現在・将来、英文の法律文書を扱う法律家・法務部員の方は必携です(Amazonを見る

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ご相談・講演のご依頼などはこちらからご連絡を賜れますと幸いです。


(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。

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