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AIを使ったらアイデアの質が◯◯してしまった丨ハーバード・ビジネスレビュー最新号24年3−4月号

お読みいただき、ありがとうございます。「勉強時間なんて、忙しすぎて作りようがない」―大人になった私達に広く共通する悩みです。30代前半、私は、言い訳(他責含む)を止めて、答を早朝勉強に求めました。今でも、毎朝4時台に起床し、机に向かいます。ここでは、ハーバード・ビジネス・レビュー最新号(英語)に掲載された論文をノロノロ読み、後日、講演・執筆で利用できそうな気になる論文を備忘的にまとめています。

(*)英語力が乏しいためノロノロとテクノロジーの力を借りて整理しています。学びがある雑誌で、私もファンの1人です。よろしければ、HBR定期購読(定期購読サイト)をご検討ください。

Don’t Let Gen AI Limit Your Team’s Creativity, Harvard Business Review, 102(2), 17-18.

メモ

クラン・ゴーハル氏とスタンフォード大学のジェレミー・アトリー氏が共同で行った研究結果によれば、AIを活用したチームは、「創造的問題解決」(creative problem solving)において僅かな改善を見せる一方、一部は「逆効果」(some underperformed)だったという。

具体的には、欧米の4社から選ばれた従業員60人が実験に参加し、AIを用いないグループと比較して、AIを使用したグループはアイデアの量で平均8%の増加(8% more ideas)を示したが、アイデアの質の面(the grades they received)では向上を示さなかった。

ゴーハル氏は、AIを活用したチームは「平凡なアイデア」(average ideas)を多く生成し、優れたアイデアは少なかったと指摘した。

AIの利用により、平凡なアイデアが量産されるリスクに気をつける必要がありそう。

今日はここまで。引き続きどうぞよろしくお願いします。1歩1歩。

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(了)

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