いつも大変お世話になっております。弁護士会から毎月郵送物があります。
日弁連マネー・ロンダリング対策推進協議会『依頼者の本人特定事項等の確認及び記録保存等に関するQ&A(改訂版)』があらためて使いやすくとても良いデザインだったので共有です。インハウス弁護士のうち、副業をされている方は、うっかりミスがないようにQ2-1、2-4、2-9などの分岐点をしっかりと読んでおく必要があります。
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インハウス弁護士に対しても、毎年、日本組織内弁護士協会(JILA)からも「報告提出」のお知らせが全会員宛に飛んでいる当該「報告」ですが、改めて、Q&Aをみて、義務を正しく履践しているかについて確認してみてはいかがでしょうか。
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本籍が会社の場合、副業で、民事の裁判などをお引き受けすることは一般的に難しいと考えられますし、依頼者の金融機関の口座を管理したり、200万円以上の資産を預かる・管理することもよほどのことがない限り「ない」と感じます(もし盲点があれば教えて下さい)。また、資産の預託を受けることも「ない」気がします。しかし、予断なく、該当しないかを常に気をつけたいものです。
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(了)
※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。