新規登壇丨日本組織内弁護士協会(JILA)丨「将来法務部長になりたいインハウスが“今”押さえたい―買収提案と特別委員会設置(入門編)」

読者の皆さま、いつもお読みいただきありがとうございます。本日は、私が東京大学ロースクールの同期であり尊敬する友人、小林咲花先生とともに企画・運営したオンライン研修会「“将来”法務部長になりたいインハウスが“今”押さえたい―買収提案と特別委員会設置(入門編)」についてご報告いたします。

2024年12月23日に開催されたこの研修会には、事前申し込みが200名を超え、非常に多くの方に関心を寄せていただきました。このような盛況ぶりは、法律業務に携わる方々のM&A特別委員会設置やリスクマネジメントに対する高い関心の表れだと感じております。

講義の実際の動画はこちらです

レジュメなどは日本組織内弁護士協会の公式ウェブサイトからダウンロードください。

日本組織内弁護士協会 様「“将来”法務部長になりたいインハウスが“今”押さえたい―買収提案と特別委員会設置(入門編)」(講師:弁護士 小林咲花 先生・モデレータ:弁護士 渡部友一郎 座長)

研修会企画の背景

この研修会を企画するにあたり、私たちが重視したのは「なかなか学ぶ機会がないテーマを、実務に役立つ形で提供すること」でした。M&Aにおける特別委員会の設置と運営は、特に若手の組織内弁護士にとって重要性を感じながらも、十分に学ぶ機会が少ない分野の一つです。

小林先生と私は、研修会のテーマ設定から構成、資料作成、そして当日の運営までを一緒に進めてきました。この過程を通じて、知識や経験を共有し、参加者の皆さまに少しでも価値ある時間を提供できるよう努めました。

参加者の熱意と大きな手応え

当日は、講師を務めた小林先生が「M&A特別委員会」の基礎や買収提案への対応について丁寧に解説してくださいました。参加者の皆さまからは「具体的でわかりやすい」「実務にすぐ活かせる知識が得られた」といった声を多数いただき、大変励みになりました。

また、オンライン形式にもかかわらず、積極的にチャットで意見や感想を寄せてくださる参加者の皆さまの熱意に触れ、このテーマが多くの方にとって重要かつ必要であることを実感しました。

知識をつなぐことの喜び

今回の研修会を通じて改めて感じたのは、「学びたいと思う方々」と「知識や経験を提供できる方々」をつなぐことの喜びです。自ら動いて研修会を企画し、多くの方に学びの場を提供することができたことは、私自身にとっても大きな学びと成長の機会でした。

最後に

今回の研修会にご参加いただいた皆さま、そして素晴らしい講義をしてくださった小林咲花先生に心から感謝申し上げます。また、このような企画を進める過程で得られた経験や出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも、多くの方にとって有意義な学びの場を提供できるよう、さらに努力してまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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(了)

※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。

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