主人公たちのキャラデザインとアクセサリー秘話
堤先生のアクセサリー秘話
え、そうだったのですか。加古川さんも私も、特に聞かされていなかったのですが。
堤先生は四大法律事務所の1つ「菱村あさま(*)」(H&A)に勤務される5年目の弁護士なので、ご収入は1XXX万円ほどと想定し、お住まいもタワマン(事務所に近い新富町・神保町のイメージ)です。
(*)イントネーションが四大法律事務所の1つに似ているとの声をちらほら聞くのですが、まったくの偶然と理解しております。
私の年収まで…
堤先生の身につけられているアクセサリーは、実は、ティファニーのエルサ・ペレッティ。おかばんは、ウォーカーのサッチェル、時計はボーナスで一念発起してかわれたエルメスのナンタケットです。カバンはあまりいいのを持ちすぎると事務所で先輩弁護士から睨まれるとのことで、時計に力を入れていると伺いました。
なぜ事務所の人間関係まで…。たしかに、先輩には気を使います。渡部さんの設定が細かすぎて怖いです。
大手デンエイ役員の孫である加古川さんの時計は…
加古川さんは、役員の孫(詳しくは本書をお楽しみください)であり、時計はランゲ&ゾーネのサクソニア!!(ランゲ&ゾーネ発祥の地でもあるザクセン州に由来)…お値段推定350万円。さすがいいもの身につけていますね。お値段推定350万円の時計を、会社にして行ってしまうところが、また、加古川さんのお坊ちゃんぶりを暗示しています。
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そんなこんなで、キャラデザインの設定が、実はA4数枚に及ぶという話はさておき、デンエイの先代から慶應幼稚舎から慶應大学法学部までずっとあがってきた加古川さん、そして、地方から東京へという夢を叶えるために田舎から慶應大学法学部に合格した堤さん。対象的な経歴のお二人ですが、アクセサリーには、こうした2人のバックグラウンドも暗示されているのでした。
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(了)
※記事に関しては個人の見解であり、所属する組織・団体の見解でありません。なお、誤植、ご意見やご質問などがございましたらお知らせいただければ幸甚です(メールフォーム)。
実は、キャラデザインの際に、主人公たちのアクセサリーについては、漫画家の大舞先生と詳細な打ち合わせを行いました。