取締役会のダイバーシティついて考察する
皆様、ご存知の通り、デンエイCEOは、戸隠CEOです(拙著『法律英単語Ⅱ』にも出演されていることをお気づきでしたでしょうか?)。
今回は、誰も気づいてくれないけど、大切にした取締役会の1コマです。
原案は島耕作みたいに全員「男性」だった。
完成版をみると、戸隠CEOを除いて、左右に4人ずつ、合計9名の役員ですね。
うち(デンエイ)は2名の常勤監査役(因幡さん[元裁判官]、伯耆さん[公認会計士]丨奥の男性2名)なので、取締役は7名ですね。
おっしゃるとおりです。もともと、デンエイは、バリバリの代理店営業マンの男性が役員でも幅を利かせている古いタイプの日本企業だったのです。
しかし、近年は、コーポレートガバナンス・コードや東証の動きもうけて、2名の女性取締役(波止浜さん[元大手コンサルMcKinton出身]、今治さん[デンエイ生え抜きで人事所管])が加わっています。
また、戸隠CEOの右に座っているのは、米国人(ただし、日本人より日本語上手く、俳句が趣味)ロバートさん[海外事業所管]です。
こうしてみると、7名のうち1名は外国籍、2名は女性ということで、まだまだ、数としては十分ではありませんが、多様性を取り入れようという意欲はありそうですね。
1コマだけど
男性だけが取締役でずらりと並んでいる昔の島耕作的なシーンではなく、やはり、1コマでもデンエイが苦戦しながらも多様性を意思決定に取り入れようとしていることを盛り込みたかったのです。
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(了)
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実はこの1コマ。当初、ご提出いただいた下書きの段階では、全員男性になっていました。